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GEOFFREY BEENEさんとの思い出

ニューヨークのデザイナーGEOFFREY BEENEさんが9月28日に77歳で亡くなられました、
僕がアパレルメーカーで仕事をしていたときの提携ブランドのひとつで、
そのパターンを作っていたこともあり、特別な寂しさを感じます。


簡単なGEOFFREY BEENEさんの経歴を記しますと
米国ニューヨークのファッション業界に大きな足跡を残したデザイナーの一人で、 コンテンポラリーな既製服の先駆者でした。
1927年、ルイジアナ州ハインズビル生まれ、若いころは医者を目指していたが、 その後ファッションを目指しニューヨークのトラファーゲン・ファッション学校、 パリのオートクチュール協会学校で学び、49年からニューヨークのいくつかの ブランドでデザインの経験を積み、63年自身のブランドをスタート。
人間の体を球体に見立てたらせん状の縫合線は、当時流行だった平面裁断に 立体的美しさをもたらした。
米国がまだまだヨーロッパデザイナーのコピーで氾濫していた時代に、
カジュアルな素材、グレーフランネルやウールジャージー・デニムなどを
イヴニングドレスに使用したり、レースのストッキングをコーディネートしたり、 フットボールのユニフォームのイメージでスパンコールのイヴニングをデザイン するなどダイナミックな試みをいち早く手がけ、
素材の目的用途を広げたことでも知られる。

ニーマンマーカス賞を2度受賞、コティ賞も8度受賞、高品質な既製服として評価され、 アメリカのファッションデザイナー協議会賞など数々の賞を得ている。

ニューヨークのアトリエで仕事をしていたときに、彼に一緒に写真を撮ってほしいと お願いした時、「ちょっと待って」と言って、わざわざジャケットを着てきて 一緒に撮ってくれたのです、とても気の良い、やさしいすばらしいデザイナーでした。

その時の写真も含めて彼のデザイン画と作品の写真を 左のGEOFFREY BEEENE展をクリックして見てくださいね。

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