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立体裁断とは

僕の考える『立体裁断』とは?

服を着る人に代わる『立体(人台)』を使い、その立体上に布を乗せて作業を進めていく方法で デザイン画 又は 想像したイメージをピンやハサミを使って直接とめ付けながら形を作り上げる『裁断』することを 、
『立体裁断』 又は 『ドレーピング』と言います

『立体裁断・ドレーピング』は服作りの原点です

ギリシャ ローマ時代のトーガのように衣服の形は初期には人間の体の上で作り出したのではないでしょうか? 
人間の体の上に直接布を巻く着付け方からはじまり そこから生まれるドレープが作り出す形を綺麗に整えたことからドレーピングでの服作りが生まれたと考えられます

『立体裁断で作られているから着易い!』

『立体裁断で作られているから良い服!』

『立体裁断で作られているから感覚が良い!』等と・・・よく言われますが・・・??

『立体裁断・ドレーピング』は確かに服作りの原点です 新しい造形を作るため人台上で布の動き バランスつかむことでは 他には望めないとても良い方法ですがその方法で作られているから良い!というのは おかしいと思います 方法ではなく考え方が大切だからです
但し一番の問題点は『立体裁断・ドレーピング』の技術を習得するには指先の感覚をつかむことはとても大切なことですが
『見る目を養うこと』
『立体的に分析する能力を養うこと』
『平面と立体の兼ね合いをつかむこと』がより以上に大切で 長い訓練 修練期間が必要です
平面上に書かれた 洋服のデザイン画 これは「2次元」平面ですが 人が着た状態これは「3次元」立体となります 立体を平面上に戻したものが 型紙・パターンで「平面」になります 
1着だけを作るならば ドレーピングして直接縫い上げてしまえば良いのですが ある程度の量産を考えた場合は 必ず平面のパターンに置き換えなければなりません そこで大切なことが前記の平面と立体の兼ね合いをつかみ 立体上で形を見る訓練をすることなのです 
両面の兼ね合いをつかむことで 平面上でも立体的な考えを基に操作・展開をすることが出来 
きれいなバランスの取れた服を作り上げる『平面のパターン』『型紙』に作り上げることが可能になるからです
そのドレーピングを平面上で展開する方法『パターンメーキング』であれば 平面のパターン操作段階で「3次元」的考え方を持つことにより 初心者でも 立体上で布を扱うように 必要な部分に 必要な分量を加えたり整えたりすることが出来 ドレーピングに劣らない服作りが可能になるのです 僕はこの方法を『立体製図』と呼んでいます
この方法であればCADの中でもクリエイティブなパターンメーキングが可能です

* パターンメーキングの項参照

END