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『作業のアドバイス-32』 腕と袖の関係を考える

先日「腕の形状に合わせて袖のパターンを作成することが良いということが理解できたのですが その腕の形状を再度教えてほしい」との要望がありました
そこで 服作りに欠くことのできない 大切な人体と腕の関係を再度見直します

このことを考えずに着易い袖を作ることはできません… もちろん続き袖も…

●腕を自然に下ろしたとき 上図左のように手首は腰骨の下あたりにきます
 腕図に基本的な袖の中心線(地の目線 赤直線)を重ねてみます

・肩付け根部分は前肩の丸味が強く(赤●印部分)後は比較的なだらかな丸味
・二の腕は肩から少し後ろにふれ (A肩縫い目位置から袖底位置までの緑線)
・手首は肘から前に曲がっています (肘から手首中心Bまでの緑線)

●肘の位置は通常 (上図右)のように腕を曲げた場合
後の付け根と手首との半分くらいの位置になります 肘線はこの位置に決めます

★以上の条件を考え 腕の形状に合わせて 腕のどこにも当たらない袖を作れば
自然で着易い無理のない袖になります

END