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『作業のアドバイス-29』 立体的な袖 その考え方と製図法=6

袖を作成するには腕がどのような形状で体に付いているか 
このことを考えずに着易い袖を作ることはできません 
今回はもっとも大切な根本を見直してみましょう

●腕を自然に下ろしたとき 手首は腰骨の下あたりにきます (上図左)
付け根部分前肩の丸味が強く二の腕は肩から少し後ろにふられ 
手首は肘から前に曲がっています
この腕の形状を無視して袖を作れば 無理が出て着にくい袖となります

●この人体図に前回作成したもっとも基本的な袖のパターンを重ねてみました (上図中)
袖の中心線と腕の中心を合わせ 山の合印から袖底 
肘から手首の中心に直線を記入

このような状態で袖が収まれば腕のどこにも当たらない 
自然な状態の袖になります
(もちろん製図の状態を重ねただけなので 
筒状になるともう少し細く見えます)

●基本の袖からさらに袖口を細くしたい場合 (上図右)
肘はこれ以上細くできないので 肘から袖口を細くします(赤線)
* 袖下の破線は袖下縫い目を移動する線

★ 次回は この袖のパターンメーキングをします

END