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『作業のアドバイス-20』 後中心はどのように止めていますか?

よくある質問に 「出来上がった製品の後中心がはねるのですが・・・」というのがあります

皆さんはドレーピングを始めるときに後中心線(タテ地の目)を人台に止めつけるときにどのように止めていますか?
几帳面に上部はネックラインとの交点にきちっと止めつけ さらにバストライン・ヒップラインにもしっかり止めつけていると思います

そこで人間の体を見直してください
背骨の位置と肩甲骨の位置とでは どちらが出ていますか? 通常は肩甲骨の方が出ているはずです
それなのに何故中心線(すなわち背骨の位置)にタテ地の目をしっかり合わせて止めつけるのでしょう 当然タテ糸の長さが不足してしまいます そのために後中心がはねる結果となるのです

前身頃はバスト間浮かせて止め前中心の長さが短くならないように作業をしているのに 何故後中心も左右の肩甲骨間を浮かせて作らないのでしょう
後中心も左右の肩甲骨間を浮かせて作ることでその不足分を補うことが出来るのです (^_-)-☆

上の写真 
・左が左右の肩甲骨 背幅の間にピンを止め中心線を浮かせています
・右は中心をぴったり人台の中心位置に止めつけています

左のように左右の肩甲骨間に布を渡して止めるようにすると 後中心の長さを的確に決めることができ 丈の不足を補うことが出来ます もちろん中心線を記入する際には肩甲骨間が届くような位置に 中心線を入れます
右の場合は布端から4~5センチの位置に地の目線を決めていますがワンピースなどの長いデザインの場合には特に 布の重さで中心の長さが引かれて短くなったりして ゆがみが出やすくなります

この場合も前身頃と同様に中心に少しだけ多くの布を付けることで綺麗で正確なパターンづくりができますよ
試してみてくださいね (*^_^*)

END