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レイモンド・チャンドラー

皆さんは小説家でもあり脚本家でもあったレイモンド・チャンドラーを知っていますか?
僕は昔から好きだったのですが 最近また読み直して 前にもまして好きになってしまいました
ハードボイルド小説史上最も有名な私立探偵フィリップ・マーロウが主役
この小説を読むと読んでいる本人がマーロウになって 彼の視点ですべてを見ることになる…という手法…書き方なのですが その視点の観察力が鋭く読み進めると登場人物の表情や衣服 仕草までが手に取るようにわかって とても面白い

 たとえば
「ここに一人の女が来なかったか?すらりとした美人で、茶色の髪、青い縮緬のシルクのドレスの上にプリント地のボレロ。ビロードのリボンのついた、つばの広い麦藁帽をかぶっている」 
どんな女性か想像できませんか?

「別の客が現れた。外でタイヤの軋る音がして、スイングドアが開いた。いくらかあわてた様子の男が入ってきた。ドアを押さえ、無表情な輝く黒い眼で店の中を見まわした。
体格がよく黒髪で、唇を引き結んだ細面のハンサムな男だった。
服の色も黒く、胸ポケットから白いハンカチが遠慮がちにのぞき、さめていながらどこか緊張感も漂わせていた。」  
男性の表情 スタイルさえも想像できますよね!

こんな感じで建物の外観 内部の家具材質や配置 絨毯の色などもいま自分が見ているような感じで細かく描かれています

この本を読んでいると想像力が磨かれるような気になります 皆さんも機会があったら是非読んでみてください 楽しめますよ (*^_^*)

ちなみにチャンドラーの奥さんの名前はシシー なんと18歳も年上! でも写真で見る限りとても綺麗で魅力的な女性ですよ!

上の写真は葉山にあるMARLOWEというCAFEのステッカーです

END