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新しい感覚を伝えたい!

僕が立体裁断の教育をするようになって30年になるのですが・・・
その時は20代の後半ですから(なんとプロを教育するクラスだったので生徒は全員僕より年上!)今思うと経験も少なく何も知らずに! 上手く出来もしないで! よくやったなとつくづく思います・・・習いに来た人には大変失礼なことだとも思うのですが・・・
でもその時 その時点では一生懸命 自分の出来うる最大限を発揮して取り組んだつもりです・・・予習復習も十分にして授業に取り組んでいました・・・
 今はあの時よりも上手に出来ると思うし 知識も増えて様々な質問にも対応できると思っているのですが・・・
あの時の意気込み 熱意に比べると・・・ 今は深みの無い教育をしているのではないか? 伝えようとする意気込みが感じられないのでは? と 思うことがたまに有るんです
 
先日も学生の卒業制作コンテストの審査を依頼され その作品を見ながら 学生のコンセプトの説明を聞いていると 全体のバランスや作りはまだまだで もっと細部を磨き上げる事が出来るのにと思いながらも その意気込みには圧倒されました
僕もあの時代があったな・・・先生に指導されても 自分はこの方が良い!
と生意気にも むきになって思い通りに進めたり・・・しかしその時の方が荒削りでも 
伝える心がその作品に込められていたのではないか・・・
今は見る目も出来て修正箇所も的確に出来 バランスを見ることも着易さを組み込むことも前に比べたら数段良くなっていると思っているのですが・・・ 

最近とても強く感じるのは「ファッション」ですから
きれいに作るだけでは駄目 魅力を感じさせるような服に作り上げないと!
と思うのです
着易さだけを追求して つまらない服にならないように

教育の場では もちろん基本的な考え方はこうあるべき と伝えていかなければいけないのですが その中にもやはり 今のファッションだから この部分は少し着にくくなるけれど こうしたほうが新しい感覚になる などと 伝えることが出来るようになりたい
ならなければ 教育をする立場にいてはいけない と思う今日この頃です
頑張りま~す!!

END