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宝の持ち腐れ!

最近は自社に社員を置く経費をおさえるために OEMで服作りをしている会社が 増えていますが・・・
自社ブランドのアイデンティティを保つためには 依頼する側がしっかりとしていないとあまり良い結果を得られません
一社とのパイプを太くして 企画からパターン 縫製までを納得のいく状態で 管理できれば良いのですが・・・現実は依頼先がパターンを沢山の下請けに振ってしまい 企画の意図など全く知らない人がパターンを作っているというのが 実状のようです
当然出来上がったものに そのブランドの雰囲気どころかサイズにさえもばらつきが出て ブランドの統一感が保てない そんな状況に陥っているようです

そこでブランドの基本原型を作って 下請けに渡したらどうだろう? と相談をされたのですが それには ブランド原型を正しく立体的に操作展開が出来る能力を持ったパターンメーカーがいることが条件です! と話をしました
原型がしっかりしている会社でも その使い方を正しく理解できなければよいものができるはずもありません 前にも数社で見聞きしたことですが
よい原型を作りあげ パターン作りのシステムが構築されていたメーカーで その原型を作った社員が 退社したとたんに 自分のパターン操作は棚に上げ だれだれさんが作った原型が良くないから・・・と 
批判ばかりをして 新たによいものを作る能力もないのに ただただ批判結局 ばらばらになって ブランドの崩壊・・・!
せっかく先輩が作り上げた原型も使い方が悪ければ 宝の持ち腐れ!
能力の有る人が退職をした途端に そのブランドがガタガタになった! 
というのはよく聞く話です 
苦労が多い割に人目を引くことの無い 地味な作業の典型を 
イギリスには「簡単に開くドアは開けたくならない」という言い回しがあるそうですが・・・
その会社に合ったシステム作りや原型作りなどは 日々その会社の流れの中で地道に時間をかけて作り上げていくものです・・・が 
もの作りを理解できない上司や経営者などには なかなか理解できないようです 
そんなわけで 上記のように壊すのは簡単!
今日も目立たず 地道にしっかり仕事を続けているスペシャリストにいつか日の光を!


END