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何故?を大切に

先日 僕の授業を受講している人がおかしなことをやっているので 聞いてみると 以前
アミコ式で習ってこのように指導された! と答えるので びっくり!!
よくよく聞いてみると アミコとは関係の無い洋裁学校でアミコ式として習ったらしいのです しかもその先生はアミコに習いに来たこともない人だったのです
最初はその学校でもアミコで受講をした人が教え始めたのかもしれませんが その人から伝言ゲームのように次々に伝えられ 最後にはアミコ式という言葉だけが独り歩きをして 全然違うことをアミコ式だとして教育がされている怖さを思い知りました

後日またまた別のところで 立体裁断を教えているというところをのぞく機会があり 
興味津々・・・・で またまたびっくり!!立体裁断とは名ばかり 確かに人台に天竺をとめ付けて形を作ってはいるのですが まるで平面製図そのままをとめ付けているのか?
と 目の玉が飛び出しそうに・・・なぜかというと 袖ぐりは前後の差を何センチつける 前後の着丈は同寸 など 着せ付けて形やバランスを見るのではなく 最初から寸法指定がある ということなのです で 出来上がった形を見ると 人台のウエストラインと全然違う位置にウエストラインが出来 バランスがどうとかいえる代物ではなく どの人台で作っても同じ形に出来上がる 素晴らしい??? 立体裁断で・・・・

どちらの教育も何故こんなにいい加減なんでしょう こんなものに惑わされないためにも
立体裁断を勉強するときには『何故?』 という疑問を常にもって取り組むように心がけてください 形を作り出すということは 必ずその目的があり  何故そうしたのか?
何故そうしなければならないのか?  何故そうしたら良かったのか? など
その根本の意味を考えれば 理論に合わない つじつまが合わない 納得がいかないなどということは無いはずで おかしなことにも気がつくはずです!
立体上でバランスよく組み上げられたものと平面のパターンとは同じでなければなりません その双方の兼ね合いをつかんでいれば 立体を人台上で操作をしなくても 平面のパターン上でも きちんとした立体的な操作が出来 手早い服作りも可能になるはずです 立体上でバランスを見る目を養い その兼ね合いをつかむこと無しに 新しいシルエットを作り出すことなど 出来ないからです!
根本原理を正しく身に付けること そしてその過程で 『何故?』を忘れずに!

今回のことで 僕はますます 服作りの過程で出る『何故?』という疑問を正確に指導していかなければ と 気持ちを新たに努力しようと思っています 
皆さんもぜひ 沢山の疑問を そのままにしないで『何故?』を考えて 将来の応用へと発展させられる力を身につけて 楽しく手早い仕事の出来る 人材になって 正しい技術を後輩に伝えられるようになってください 頑張りましょう (*^_^*)

END